ケアストレスカウンセラー合格までの道のりシリーズ第5回です。公式テキストの確認問題と自作の問題を繰り返し解きながら、記憶を定着させていきます。今回は、問題を解く際(※)に自分が意識したことを書きたいと思います。
※ 試験本番の話ではなく、試験前に練習問題を解く際のお話です。
ちょっとでも迷ったら×にして、後日再度解く
練習問題を解き、答え合わせをしたら、間違ったところを再度テキストで見直して、覚えなおしていきます。その際に意識したのは…
結果として合っていても、少しでも迷ったら、間違ったことにして、後日解きなおす
ことです。本当に間違えた問題、迷った問題の横に×印をつけておいて、別の日に改めて解きます。例えば、実際に初めて問題を解くときに、以下の問題で迷いました。
次の障害は、どのようなメンタル疾患でよくみられるものでしょうか。下記の語群から、最も適切なものを選び解答欄に記入してください。
観念奔逸( )
引用元 『改訂版ケアストレスカウンセラー公式テキスト』日本能率協会マネジメントセンター
この問題の正解は、躁病ですが、他のメンタル疾患と迷いました。結果的には合っていましたが、この問題の横に×印をつけておいて、観念奔逸と躁病についてテキストで調べなおして、改めて覚えました。
間違えたり迷ったりした問題を調べなおす段階で、初めてまとめノートを使用しました。実際のノートが下の写真です。

2回目以降は×印のついたものを中心に問題を解きなおし、最終的にすべての問題を潰すまで4回繰り返しました。
本番前はむしろたくさん間違えた方がいい
試験本番前に練習問題を解く一番の目的は
自分の記憶や理解が不十分なところを洗い出す
ことです。
試験本番で合格水準を上回ればいいので、試験前はむしろどんどん間違えて、自分の弱点を出した方がいい
というのが私の考えです。ケアストレスカウンセラー試験のように、すべての問題が選択式の場合、あてずっぽうでも正解する場合もあります。本番ではあてずっぽうでも正解した方がいいのですが、試験前の勉強の段階では、あやふやなところはできる限り潰した方が、本番で高い得点を取れる確率が上がります。
1回で完璧に覚えようとするよりも、何度も繰り返しインプットとアウトプットを繰り返した方が記憶が定着しやすいです。練習問題を解く際は少しでもあやふやなところは徹底して調べなおして覚えなおす、これを繰り返すのが近道です。
また、あやふやなところを炙り出すために、
練習問題を解くのはテキストを読んだ直後ではなく、1日空けてから
ということも意識しました。テキストを読んだ直後だと正答率が上がってしまいますからね。1日経って記憶が抜けてからが本当の勝負です。
次回は、勉強の際に他に意識したことを書きたいと思います。
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