このサイトに訪問してくださった人の中には、レクリエーション介護士という資格が気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、
レクリエーション介護士の資格の概要
について、簡単に紹介します。
この記事を執筆する「大道芸人たっきゅうさん」は、2015年3月にレクリエーション介護士2級を取得し、新型コロナウイルスの影響が深刻化する直前まで様々な高齢者施設を何度も訪問していました。レクリエーション介護士の資格を通じて学んだ内容をベースに、京都大学大学院で学んだ笑い・心理学・公共政策の知見を加え、さらに大道芸の実演も交えた独自のレクリエーションを実施しています。実際の体験を何回かに分けて投稿したいと思います。
レクリエーション介護士2級で学べること
レクリエーション介護士は一般社団法人日本アクティブコミュニティ協会が監修する介護レクリエーションに関する資格です。
- 資格には2級と1級があります。
- 2級の受講資格は特にありません。
- 1級の受講は、2級資格を持っていることが条件です。
2級は介護職としての経験がない人でも誰でも受講することができます。私は大道芸人が本職で、老人介護施設を含めたあらゆる企業勤務の経験がありませんが、問題なく受講できました。最近ではお笑い芸人でも受講する人が増えてきています。あるある探検隊でおなじみのお笑いコンビレギュラーさんがレクリエーション介護士2級を持っていることで有名です。
レクリエーション介護士2級は、介護の基本的な知識を理解し、レクリエーションを通じて高齢者とスムーズなコミュニケーションが取れることを認定する資格制度になります。
日本アクティブコミュニティ協会ウェブサイトより引用
デイサービスやデイケア、老健、特養などの老人介護施設でのレクリエーションの基礎を学ぶことができます。具体的には
- 介護や老人介護施設の基礎知識
- 高齢者とのコミュニケーション
- レクの計画法、実施法
などを学べます。実際に行うレクリエーションのアイデアや素材については、付録の教材で学ぶことができます。
芸能や音楽などの技能を有している人、あるいはすでに老人介護施設で働いていて、レクリエーションの技能を向上したい人にとって、学べることが多い資格です。(この辺りのことについては、別の記事でもう少し掘り下げる予定です)
詳しくは、レクリエーション介護士2級の公式サイトをご覧ください↓↓
https://www.japan-ac.jp/second-class/
2級受講は通信か通学で
レクリエーション介護士2級を取得するには、以下の2つの方法があります。
- 通信講座(ユーキャン)
- 通学講座(全国様々な場所で)
通学講座は全国で受講できますが、受講日が限られているようです。詳しくは、下記のウェブサイトをご参照ください。
レクリエーション介護士2級 通学講座 開講一覧(外部リンク)
https://www.japan-ac.jp/feature/kaikou/index.html
私は大道芸人という職業がら、通学講座が開催されることの多い土日祝日を空けることが難しいため、通信講座を受講しました。
料金は通信講座は35,000円、通学講座も35,000円前後です。
※2020年7月現在。改定の可能性もありますので、必ずご自身でご確認ください。
https://www.japan-ac.jp/second-class/
実際の活動の様子は、介護レク広場.bookでご覧いただけます
私のような大道芸人、お笑い芸人などの芸能に携わる人は、レクリエーション介護士の資格がなければデイサービスやデイケアを訪問することができないわけではありません。ですが、私自身が資格を取得したことによって、少しずつ確実に内容面に良い効果が出ていることを実感しています。必須ではないが長く携わるならば知っておいた方がいいことを学べます。
介護レク広場.book第14号にて、私自身のレクリエーション介護士としての実際の活動を記事として取り上げていただきました。どのような活動をしているのか、ぜひ雑誌をご覧いただければと思います。
資格の詳細や実際の活動については1回では伝えきれませんので、体験談ブログとして何回かに分けて記事を公開していく予定です。
※介護レク広場.book第14号のアマゾンでのリンクはこちらです。
介護レク広場.book Vol.14【8・9月レク】(おはよう21 2020年7月号別冊)
また、こちらの記事で施設訪問の流れをごく簡単にまとめましたので、合わせてご覧ください。
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