レクリエーション介護士が高齢者施設を訪問するのは実際どのようなものでしょうか?要点をQ&Aでまとめました。

このサイトを訪問してくださった人の中には、レクリエーション介護士の資格に興味がある人も多いと思います。この記事を執筆する「大道芸人たっきゅうさん」は、2015年3月にレクリエーション介護士2級を取得し、これまで数多くのデイサービスや老健、有料老人ホームなどを訪問してきました。

この記事では

レクリエーション介護士がレクの時間に高齢者施設を訪問する流れ

について、私の実体験をQ&A形式でまとめました。

趣味や特技を活かして高齢者施設でのレクリエーション活動を行ってみたい人の参考になれば幸いです。

※レクリエーション介護士2級の概要については、こちらの記事も合わせてご覧ください。

簡単に自己紹介させてください

ここから先は、私が実際に高齢者施設を訪問する際の流れをお話ししますが、この記事をご覧いただいているほとんどの人は私のことをよく知らないと思います。先に簡単に自己紹介させてください。

  • 通称「大道芸人たっきゅうさん」
  • 京都市拠点で活動しています。

拠点は京都市ですが、関西圏の活動が約6割、それ以外の地区の活動が約4割です。

  • ジャグリング歴21年の大道芸人・コメディパフォーマーです。
  • 2005年からプロの大道芸人として活動しています。
  • 2014年から高齢者施設をレクリエーションの時間に訪問する活動を始めました。

レクリエーション介護士2級を取得する前からプロパフォーマーとして活動しております。高齢者施設の訪問の際に利用者の皆さんにもっと喜んでもらえるように、2015年にレクリエーション介護士2級を取得しました。

  • 笑いと健康について研究も行っていて、日本笑い学会・アートミーツケア学会で査読付き論文を公表しています。
  • 京都市山科区で山科わっはっは体操という介護予防・口腔ケアの体操を監修しています。

こういったバックボーンを元にして、大道芸にプラスして、笑いとご長寿に関連したミニレクチャー、山科わっはっは体操も交えた約1時間のレクリエーションを行っています。

※詳しい経歴については、こちらのページもご覧ください。

https://laugh-and-health.com/profile/

レクの時間に高齢者施設を訪問する流れ

ここから先は、私の実体験をQ&Aの形式でごく簡単にまとめました。

Q.レクリエーションの内容は?

大道芸・笑いとご長寿に関するミニレクチャー・体操の3つのパートからなります。

Q.1回の時間は?

1回約1時間です。

高齢者施設以外での大道芸やジャグリングは1回30分の場合が多いですが、高齢者施設のレクリエーションとして訪問する際は、1時間受け持つことができると喜ばれます。ただ、1時間といっても、実際には55分程度で終わることが多いです。利用者の移動、あるいは机やいすの配置換えなどで時間がかかるため、後のスケジュールに影響が出ないように、少し早めに終わった方がいいことが多いです。かといって短すぎると約束と違ってしまいますので、その辺りは絶妙な塩梅が必要です。

1時間ひたすら鑑賞するのではなく、なるべく利用者の皆さんが実際に体を動かしたりして参加できる内容を取り入れるため、現在の構成で行っています。

Q.何時にスタートすることが多いか?

自分が経験した範囲だと、ほとんどの施設で13時30分~14時00分の間にレクリエーションを開始することが多いです。

デイサービスなどの通所施設は帰りの時間の都合がありますので、この時間より遅くするのは現実的に難しいのではないでしょうか?

Q.本番以外の拘束時間は?

本番開始の約30分~40分前に現地に到着し、準備をします。終了後の着替えや片付けにも40分程度かかります。1時間のレクリエーションの場合、現地入りから退出まで2時間強使います。さらに移動の時間もかかるため、半日仕事です。

本番開始の30分前に会場につくことに関しては、「30分前とか舐めているのか!もっと早く1時間半前とかに現地入りしろ」と多くのプロパフォーマーは感じるかもしれません。高齢者施設に関して言えば、あまり現地入りが早すぎるはむしろ迷惑になることもあります。時間や場所を取らずに準備できることも大事です。その理由についてはレクリエーション介護士2級のテキストで学ぶことができます。

Q.普段のパフォーマンスと違う部分は?

芸能や音楽などを披露することを仕事にしている人にとっては、利用者の要介護度の高い施設だとリアクションがうすいように感じられるが最初は戸惑うのではないでしょうか。介護が必要な高齢者の多い場所ですから、レクリエーションの途中にお加減を崩されるなどして退出する人ももちろんいます。

また、一口に高齢者施設と言っても、デイサービスと特養では平均要介護度が違い、利用者の反応にも大きな違いがあります。同じデイサービスでも施設によって雰囲気は大きく異なります。

こういった違いに戸惑うこともありますが、一方で要介護度や介護施設の種類などの基礎知識を持ったうえで実体験を重ねていくと、利用者さんの心身のコンディションに応じた内容を考えられるようになってきます。レクリエーション介護士のテキストで学び、その後色々試行錯誤をしてきたなかで、今では確かな手ごたえを感じています。

※大阪のデイサービスを実際に訪問した時の写真を含めた取材記事が、介護レク広場.book第14号に掲載されています。そちらもぜひご覧ください。

アマゾンでのリンクはこちらです。

介護レク広場.book Vol.14【8・9月レク】(おはよう21 2020年7月号別冊)

レクリエーション介護士2級で学べる内容など、あと何本か記事を更新する予定です。

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「大道芸の笑いを小児医療や高齢者施設にも!」をモットーに活動する通称「大道芸人たっきゅうさん」です。京大卒なのに大道芸人です。「笑いと健康」に関する講演の講師として全国の老人クラブを訪問しています。 【取得資格】 健康生きがいづくりアドバイザー ・ケアストレスカウンセラー ・レクリエーション介護士2級

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