このサイトは、シニア世代の社会参加や生きがいづくりに貢献することを願って制作しました。
「人生100年時代」と言われる長寿の時代です。定年退職後もお元気でまだまだ活躍したいと願う人が増えています。
この記事は、
緩やかな社会参加を通じて、新たな生きがいを見つける方法
がテーマです。
- 生きがいの定義
- 役割意識と「緩やかな社会参加」の重要性
- 新たな生きがいを見つける方法
について、順番に取り上げます。
仕事や子育てが一段落したのを機に、新しい趣味や地域活動を始めてみたい人に、少しでもお役に立てたら嬉しいです。
◎記事を書いたのは?(著者の経歴)
この記事を執筆したのは、一般社団法人笑いと遊びの研究所代表理事・田久朋寛(通称「大道芸人たっきゅうさん」)です。全国の老人クラブや公民館を訪問し、「笑いと健康」「生きがいづくり」の講演活動を行っています。
- 健康と生きがいづくりに役立つ笑いの力(セルバ出版)
- ゆるくつながる-笑いで広がる共感とコミュニティ(春陽堂書店)
- 笑って楽しい!高齢者レクリエーション(法研)
の著者です。
さらに詳しい経歴は、プロフィールをご参照ください。
一般社団法人笑いと遊びの研究所代表理事(大道芸人たっきゅうさん)プロフィール
https://laugh-and-health.com/profile/
※なお、この記事は、拙著『健康と生きがいづくりに役立つ笑いの力』のpp.78~88をベースとして、ウェブサイト用にエッセンスを抽出したものです。書籍ではさらに詳しく解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。
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生きがいの定義とは?
まずは、「生きがい」の定義を取り上げます。
生きがいとは、
生きていてよかったと思うようなこと・生きるはり合い・生活の充実感など
を意味する言葉です。
生きがいには2つの側面があります。
- 生きがいの「対象」
- 生きがいの「感覚」(生きがい感)
「仕事が生きがい」、「孫が生きがい」といった表現をするときには、生きるはり合いをもたらす「対象」を意味します。
生きがいは心の「感覚」を表すこともあります。充実感や満足感があるときに「生きがいを感じる」と表現します。専門的な書籍では、心の感覚のことを「生きがい感」と表現する場合があります。
キーワードは「役割意識」と「緩やかな社会参加」
続いて、生きがいづくりのキーワードである、「役割意識」と「緩やかな社会参加」ついて考えていきましょう。
◎役割を終え、心に穴が開いたような気分になることも…
仕事や子育ては、生きがいの大きな源泉になります。自分自身が頑張ることで、家族や社会の役に立っていると思えば、たとえ大変なことが多くても、毎日が充実します。「役割意識」は、生きがいの源泉になります。
高齢者と呼ばれる年代になると、仕事や子育てが終わり、自由に過ごす時間が増えます。肩の荷がおりて楽になったと感じる一方で、なんだか心にぽっかり穴が開いたような気分になることもあります。
人生の区切りとともに、生きがいが消失してしまう人も決して少なくありません。
◎緩やかに社会と関わり続けよう!
人生の転機は、新しい趣味や地域活動を始めるチャンスでもあります。新たな活動を通じて、これまでになかった役割が芽生えると、生きがいにもつながります。
年を重ねるにつれ、仕事や奉仕活動など、重要な役割を担う活動の負担が大きくなります。ですが、地域の人と完全に交流を絶ってしまうのはよくありません。責任が重い仕事の割合を徐々に減らしながら、趣味や負担の少ない地域活動を増やしていくことで、緩く社会と関わり続けることができます。「緩やかな社会参加」が、これからの時代のキーワードです。
緩やかな社会参加は、自分自身のフレイル予防や介護予防にもつながります。仕事や子育て中心の生活から、趣味や地域活動に少しずつ軸足を移していくことを検討してみましょう。
※「緩やかな社会参加」については、健康・生きがい開発財団『人生100年時代の新ステージへ:人の”つながり”で健康・社会参加・生きがいづくり』や、拙著『ゆるくつながる-笑いで広がる共感とコミュニティ』にも記載があります。合わせてご参照ください。
『人生100年時代の新ステージへ』ブックレビュー
https://laugh-and-health.com/2020/09/26/20200926/
『ゆるくつながる-笑いで広がる共感とコミュニティ』書籍紹介
https://laugh-and-health.com/2022/10/19/20221019/
新たな生きがいづくりを始めたいときに考える3つの軸
新しいことを始めて見たくても、何をしたらいいかすぐに思いつかない人も多いかもしれません。3つの軸を考えてみると、やりたいことが見つかりやすくなります。
3つの軸とは、
①したいこと、②できること、③周囲がよろこぶこと
です。
それぞれの軸について、さらに詳しく見ていきましょう。
◎考える軸①:したいこと
今この瞬間に興味や関心があることがあれば、ぜひチャレンジしてみましょう。
もしやりたいことがすぐに思いつかない場合は、子どもの頃や若い頃の夢を思い出してみてください。自分のために使える時間が増えた今こそ、若い頃の憧れに再び挑戦するチャンスです。誰もが知っている大スターになれる可能性はさすがに低いですが、生涯熱中する趣味になる可能性は十分にあります。
考える軸②:できること
これまでの仕事で培ってきたスキルや経験、持っている資格や特技は、趣味や地域活動に活かすことができます。自分のできることが他の人の役にも立てば、やりがいのある活動になります。
「人に誇れるような特技やスキルは何もない」と言う人がたまにいますが、決してそんなことはありません。家事が得意であるとか、誰とでも分け隔てなく会話できるといったことも、立派な特技です。
考える軸③:周囲がよろこぶこと
周囲の人が笑顔になってくれれば、とてもやりがいがあります。どんな人に喜んでもらいたいかを軸に考えてみるのもおすすめです。
たとえば、子どもが好きな人ならば、登下校時の見守りのボランティアも選択肢として見えてきます。子ども達と毎日笑顔であいさつするのが楽しみだというシニア世代も多いです。また、地域によっては、学童保育で囲碁や将棋を教えるボランティアもあります。
◎3つが重なり合うものが、長く続けやすい活動
そして、この3つは、まったく別々のものではありません。上の図のように、2つ以上のものが重なり合う場合があります。もしも2つ以上の軸が重なり合う活動を見つけることができたならば、長く続けられる活動になる可能性が高いです。
もちろん、必ず2つ以上の軸が重なり合う活動をしなくてはいけないわけではありません。義務感をベースに考えると、活動そのものを楽しめなくなってしまいます。
まずは何でもよいので気軽にチャレンジして、3つの軸を思い出しながら活動を振り返り、自分も周囲の人も幸せになるような方法を少しずつ考えていきましょう。
※「大道芸人たっきゅうさん」おすすめの地域活動&コミュニティ活動を、別の記事でまとめました。ぜひ合わせてご覧ください。
アクティブな高齢者におすすめの地域活動・コミュニティ活動7選
https://laugh-and-health.com/2023/04/18/20230418/
動画もあります!
講演会では、パワーポイントを使ってわかりやすくお話しします。
記事と同じテーマの動画もあります。ぜひ合わせてご覧ください。
高齢者サロン・老人クラブ・介護職員向けワークショップのご案内
「一般社団法人笑いと遊びの研究所」では、団体向け出張ワークショップを承っております。
- 笑いを取り入れた体操
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など、すぐに実践できる内容をお伝えします。
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