認知症予防と笑いは関連がある?今わかっていることを記事にしました。

「笑いと健康・高齢者レクリエーションの情報サイトlaugh and health.com」は、シニア世代の社会参加や生きがいづくりのお役に立つことを願って制作しました。ちょっと笑えるレクリエーションや脳トレ素材がメインですが、「笑いと健康」に関するまじめな記事も多数掲載しております。

認知症予防は、多くの人が関心を持つテーマです。認知症予防に笑いが役に立つのか気になる人もいるに違いありません。

そこで、この記事では

笑いと認知症予防の関係

について取り上げます。現在わかっていることを、論文や資料をもとにまとめました。

  • 笑いと健康に関心のあるシニア世代
  • デイサービスや老人ホームなどに勤める介護職員
  • 高齢者と触れ合う機会の多い保健師や市役所職員

などの皆さんに、特に役立つ内容です。

◎記事の信頼性について(著者の経歴)

この記事を執筆したのは、一般社団法人笑いと遊びの研究所代表理事・田久朋寛(通称「大道芸人たっきゅうさん」)です。全国の老人クラブ・公民館・介護施設を訪問し、「笑いと健康」の講演活動を行っております。

  • 健康と生きがいづくりに役立つ笑いの力(セルバ出版)
  • ゆるくつながる-笑いで広がる共感とコミュニティ(春陽堂書店)
  • 笑って楽しい!高齢者レクリエーション(法研)

以上の3冊を商業出版しています。

大学院での専攻は、社会科学分野(経済学・公共政策・社会学等)のデータ分析です。高齢者の社会参加や生きがいづくりに関する領域が専門分野です。そのため、このサイトでは、老人クラブや介護予防サロンで笑いを増やすための実践的な方法を主に取り扱っています。

この記事は、複数の学術論文や資料をもとに執筆しております。医学・看護学の観点から、より詳しく専門的な内容を調査したい人のために、医師や研究者が監修した文献・ウェブサイトのリンクも掲載しましたので、合わせてご利用ください。

より詳しい経歴については、プロフィールをご覧ください。

一般社団法人笑いと遊びの研究所代表理事(大道芸人たっきゅうさん)プロフィール

https://laugh-and-health.com/profile/

笑いは認知症予防に役立つのか?

果たして、笑いは認知症予防に役立つのでしょうか?

笑いの頻度が減ることは、認知機能低下の予測因子になる可能性が高い

というデータがすでに存在します。

しかしながら、その一方で

笑いの回数を増やせば認知症を予防できるかどうかは、まだはっきりわかっていない

というのが現状です。

福島県立医科大学の大平哲也氏らを中心とした研究グループが、笑いと認知症に関連した研究を行っています。

地域住民738人を対象とした調査で、笑う機会がほとんどない人は、ほぼ毎日笑う人に比べて1年後に認知機能が低下するリスクが3倍以上高かったことが判明しています(※)。しかしながら、その理由の解明までには至っていません。

その一方で、生活の中で積極的に笑いを増やす介入を行った研究では、認知機能検査の得点の上昇は確認できませんでした(※)

笑いの数が減ってきたことが認知機能低下の兆候になる可能性はあるものの、笑いの数を増やせばよいのかについては、まだ研究が始まったばかりで、はっきりとした結論は出ていないのが現状です。

※このパートは、以下のサイトを参考文献として執筆しました。

笑って認知症を予防できるか|健康長寿ネット(外部リンク)

https://www.tyojyu.or.jp/net/topics/tokushu/warai-genki/waratteninchishoyobo.html

認知症予防のキーワードは社会的交流

ここまで記事をご覧になって、がっかりした人もいるかもしれません。

認知症予防については、

家族・親類・友人・地域の人などとの社会的交流

との関連が深いことが、国内外の複数の研究のデータで示されています。社会的な交流が多い人ほど、認知症のリスクが小さくなる傾向にあるのです。

交流が役立つ理由については、以下のような仮説が提示されています。

  • 会話や活動を通じて脳へのよい刺激がある
  • 周囲の人から健康に役立つ情報を得られる
  • 周囲のサポートによりストレスが軽減する

新型コロナウイルスの影響もあり、人と会う機会が減りがちです。オンラインでもかまわないので、なるべく交流を減らさないことが大切です。

※このパートは、T.Saito et al.(2017) Influence of social relationship domains and their combinations on incident dementia: a prospective cohort studyを参考文献として作成しました。

日常のちょっとした楽しみを大事にしよう!

認知症予防は、社会的交流以外にも

  • 適切な食習慣
  • 運動の習慣
  • 新聞を読む、ゲームをするなどの知的な生活習慣

が役に立ちます。

特別なことを頑張らなきゃ!と思うと、気が重くなりがちです。あまり難しく考えずに、暮らしの中に楽しくて脳にも役立つことを少しだけ取り入れることから始めてみるのがおすすめです。

例えば、

  • 家族や友達と会話しながら体にいい食事を楽しむ
  • 趣味やスポーツの会に参加してみる
  • 孫と一緒にゲームをしてみる

こういった活動なら、すぐに実践できますよね。楽しく笑える時間が増えて、損することは何一つありません。

笑いに過度の期待はできないけども、楽しい時間が増えればきっといいことがあると信じて、生活に笑いを取り入れてみる

のが一番です!

笑いの効果と増やし方に関する記事が他にも多数あります!

このサイトでは、「笑いと健康」に関する記事を他にも多数掲載中です。ぜひ合わせてご覧ください。

◎笑いの持つ3つの効果

大きく分けると、笑いには3つの効果があります。

  • からだの効果
  • こころの効果
  • つながりの効果

それぞれの効果についてまとめました。

◎日常生活で笑いを増やす3つの方法

笑いを取り入れるためにすぐに実践できる方法が3つあります。記事で詳しく取り上げました。

◎笑いと健康を学べるおすすめ書籍3選

笑いと健康について深く学べるおすすめの書籍を厳選して3冊ピックアップしました。

  • 伊藤一輔「よく笑う人はなぜ健康なのか」日本経済新聞出版社
  • 昇幹夫「最新版笑いは脳と心の処方せん」二見レインボー文庫
  • マーティン「ユーモア心理学ハンドブック」北大路書房

のレビューを掲載しました。

他にも記事が多数あります。「記事一覧」にリンクを掲載しましたので、ご利用ください。

笑いの効果や増やし方に関するちょっと真面目な記事一覧

https://laugh-and-health.com/2020/07/21/20200721/

高齢者サロン・老人クラブ・介護職員向けワークショップのご案内

「一般社団法人笑いと遊びの研究所」では、団体向け出張ワークショップを承っております。

  • 笑いを取り入れた体操
  • 大道芸をやさしくアレンジしたレクリエーション
  • 脳トレ

など、すぐに実践できる内容をお伝えします。

上のボタンをクリックして、詳細をご確認ください。(※団体向けのワークショップです)

お問い合わせフォームはこちらです↓↓↓

https://laugh-and-health.com/contact/

また、一般社団法人笑いと遊びの研究所のウェブサイトでもお問い合わせを受け付けております。

一般社団法人笑いと遊びの研究所・法人ウェブサイト(※外部サイトへのリンク)

https://www.playful-community.com

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