「笑いと健康・高齢者レクリエーションの情報サイトlaugh and health.com」は、暮らしの中に笑いがあふれることを願って制作しました。高齢者向けのレク素材がメインですが、働き盛りのビジネスパーソン向けの記事も多数掲載しています。
「健康生きがいづくりアドバイザーによる『笑いとストレスケア』シリーズ」では、ストレスを軽くする考え方やコツを取り上げます。今回のテーマは、不安を言語化する効果です。
変化が激しく、先行きが不透明な時代を生きる現代人には、漠然とした不安が常につきまといます。漠然とした不安に押しつぶされそうになったときに、紙に書いて整理することが役立ちます。
この記事では、
漠然とした不安や悩みを、言語化して書き出してみるのが効果的な理由
を解説します。
- ストレス解消法を知りたい人
- 将来の不安を小さくし、キャリアアップにつなげたい人
- 「言語化」の意義を知りたい人
などの皆さんに、特に役立つ内容です。
◎記事を書いたのは?(サイト運営者の経歴)
この記事を執筆したのは、「大道芸人たっきゅうさん」です。「笑いと健康」をテーマとした講演を全国で行っています。
- 健康と生きがいづくりに役立つ笑いの力(セルバ出版)
- ゆるくつながる-笑いで広がる共感とコミュニティ(春陽堂書店)
- 笑って楽しい!高齢者レクリエーション(法研)
の3冊の著者です。また、「ケアストレスカウンセラー」「健康生きがいづくりアドバイザー」の資格を取得済みです。
さらに詳しい経歴は、プロフィールをご参照ください。
大道芸人たっきゅうさんプロフィール
https://laugh-and-health.com/profile/
仕事や人生に漠然とした不安はつきものです…
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現代はとにかく変化が速く、将来が見通せない時代です。そのせいで、漠然とした不安や悩みを感じやすくなっています。
こんな悩みを持つ人も多いのではないでしょうか?
- 新型コロナウイルス感染拡大の影響はいつまで続くのだろう…
- 子供の教育費はどのくらいかかるのだろう…
- 今勤めている会社は将来も安泰だろうか…
- 自分のキャリアは今のままで大丈夫か…
- リスキリングってよく聞くけど、何を始めたらいいのだろう…
- 両親の老後が不安…
考えるだけで気分が重くなってきますよね。漠然とした不安や悩みは、ストレスの原因になります。
いつもストレスフリーで楽しく過ごせればいいのですが、ストレスを完全になくすことはできません。また、多少のストレスは、自分自身の成長に役立つこともあります。ですから、
ストレスに上手に対処する方法を身につけることが大事
です。
不安や悩みを人に話す効果
自分自身が抱えている不安や悩みを言葉にして誰かに話すと、気持ちが軽くなることがあります。なぜなら、
人に話すことで、自分の気持ちや考えが整理できる
からです。
漠然とした不安や悩みは、頭の中で考えるだけでは、なかなか解決できません。そのまま放置しておくと、ますます大きくなってしまいがちです。信頼できる人と話してみると、自分が何に悩んでいるのか、はっきり認識できることが多いのです。
そして、悩みの原因を特定することができれば、解決に向けて一歩を踏み出すことができます。
相談すれば、原因そのものは残ったままでも、先の見通しを立てやすくなります。
少し先のことがわかるだけで、不安を大きく軽減することができます。
また、誰かに話してみることで、
- 親身になってくれる人がそばにいる安心感が生まれる
- 自分では気づかなかった視点でアドバイスをもらえる
などの効果もあります。
困ったときはお互い様です。漠然とした悩みや不安を、信頼できる人に思い切って話してみましょう。
※拙著「健康と生きがいづくりに役立つ笑いの力」(セルバ出版)の第7章では、不安や悩みを人に話す効果を、さらに詳しく解説しています。ぜひ合わせてご覧ください
健康と生きがいづくりに役立つ笑いの力(画像をクリックすると、Amazonの商品ページに移動します)
相談相手がいないときは、紙に書くのが効果的
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今まで記事を読んで、こう思う人もいるかもしれません。
「気軽に相談できる人がいない…」
新型コロナウイルスの影響で長期の外出自粛が続きました。リモートワークが普及し、地域のつながりも希薄になってきています。相談したくても相手が見つからない人も多いに違いありません。私(大道芸人たっきゅうさん)もその一人です。コロナ禍以降、同じ仕事をする仲間と会う機会がめっきり減ってしまいました。
また、会話したり、悩みをさらけ出したりするのが得意ではない人もいますよね。
そんなときにおすすめなのが、
ノートや手帳に不安や悩みを書き出してみる
ことです。
言葉を紙に書くことで、話す以上に自分の考えがクリアになります。
誰かに見せるものでもないので、きれいに書く必要はありません。普段文章を手書きする習慣がない人は、ブログやSNSでもかまいません。SNSでは、投稿を見ることができるのを自分だけにする機能もあります。誰かに見られたら恥ずかしいと思ったら、その機能を活用します。
私も、少し先の不安が募ってきたときは、ノートを開いて考えを書き連ねています。ノートに書いた内容をもとにTo doリストを考えて、段取りを決めると、不安がとても軽くなります。
解決策はすぐ見つからなくてもOK
最後に、私からひとつアドバイスがあります。
それは、
解決策が今すぐ見つからなくても大丈夫
ということです。
バリバリ仕事をしている人を見て、自分も頑張らなきゃと焦ってしまうこともありますよね。でも、仕事や人生は長期戦です。たまには一息ついた方が上手くいくこともあります。
むしろ、
心身に不調が生じるくらいに不安が大きいときは、重大な決断は避けた方がよいです。
不安が大きくなると、どうしても視野が狭くなります。その状態で問題の解決を急ぐと、判断を誤ることが多いです。
身体や心が疲れ切っているときは、十分な休息を取り、医療機関を受診してみることも大事なことです。
さらに、
いいアイデアは、少し時間が経ってからの方が思いつきやすい
です。
不安や悩みを言語化したからって、解決策がすぐに見つかるとは限りません。一生懸命考えてもいいアイデアが出ないときは、無理に考え続けるよりも、少し時間を空けた方がよいケースも多いのです。
ストレスの原因がわかったら、あとは一歩ずつ歩みを進めていけば、いつか解決へと向かいます。焦らずじっくり、自分のペースを大事にするのが一番です。
笑いとストレスケアの記事が他にも多数
このサイトでは、笑いとストレスケアに関する記事を他にも多数掲載しています。ぜひ合わせてご覧ください。
◎記録を書き溜めて、積み重ねを「見える化」する
不安や悩みだけでなく、日々の仕事や取り組みを記録することもおすすめです。成果が出なくて諦めそうになったときに、記録を見ると励みになります。(※現在記事をリニューアル中です)
◎ストレス対処に効果的なのは2つの方法の組み合わせ
ストレスに対処する方法には、大きく分けると2つのアプローチがあります。
- 情動焦点型アプローチ(ストレスによる不快な感情を和らげる)
- 問題焦点型アプローチ(原因の解決を目指す)
2つをバランスよく組み合わせるのが効果的です。その理由を詳しく解説しました。
◎デスクワークの疲れを軽くするアクティブレストとは?
リモートワークが普及して、自宅で働けるようになったのはいいことです。でも、身体を動かす時間が減ってしまいがちです。デスクワークで疲れたときには、あえて身体を少し動かす「アクティブレスト」が効果的です。その理由を記事にしました。
他にも記事が多数あります。「記事一覧」にリンクを掲載中です。
暮らしの中に笑いを取り入れよう!笑いの効果や増やし方に関するちょっと真面目な記事一覧
https://laugh-and-health.com/2020/07/21/20200721/
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