デスクワークの疲れを軽くするアクティブレストとは?体を動かすのが効果的な理由を解説します【笑いとストレスケア】

「笑いと健康・高齢者レクリエーションの情報サイトlaugh and health.com」は、暮らしの中に笑いがあふれることを願って制作しました。高齢者向けのレクリエーション素材がメインですが、ビジネスパーソン向けの記事も多数掲載しています。

健康生きがいづくりアドバイザーによる『笑いとストレスケア』シリーズ」では、ストレス解消につながる笑いの活用術を取り上げます。

今回のテーマは、アクティブレスト(積極的休養)です。疲れているときにあえて少し身体を動かして疲労軽減する方法です。

この記事では、

デスクワークなどで疲れたら、軽い運動をするのがおすすめな理由

を解説します。

  • ストレス解消法や疲労軽減法を知りたい人
  • デスクワーク中心で身体を動かす機会があまりない人
  • 笑いと健康に興味がある人

などの皆さんに、特に役立つ内容です。

◎記事を書いたのは?(サイト運営者の経歴)

この記事を執筆したのは、「大道芸人たっきゅうさん」です。「笑いと健康」の講演会を全国で行っています。

  • 健康と生きがいづくりに役立つ笑いの力(セルバ出版)
  • ゆるくつながる-笑いで広がる共感とコミュニティ(春陽堂書店)
  • 笑って楽しい!高齢者レクリエーション(法研)

の著者です。また、「ケアストレスカウンセラー」「健康生きがいづくりアドバイザー」の資格を取得済みです。

さらに詳しい経歴は、プロフィールをご参照ください。

大道芸人たっきゅうさんプロフィール

https://laugh-and-health.com/profile/

アクティブレストとは?

仕事のパフォーマンスを上げるには、メリハリの利いた生活が大事です。上手に休養を取って疲労を残さないようにすれば、いざというときに頑張ることができます

休養には2種類あります。

1.パッシブレスト(消極的休養)

2.アクティブレスト(積極的休養)

それぞれの休養法を、もう少し詳しく説明します。

パッシブレストは、頭と体を安静にして、ゆっくり休む方法です。

具体的には、

  • 睡眠をとる
  • 横になって休む
  • アロマテラピー

などの方法があります。「消極的休養」と訳すこともあります。

アクティブレストは、あえて少し身体を動かすことで疲労を回復する方法です。

具体的には、

  • ストレッチやヨガ
  • ウォーキングやジョギング
  • 半身浴で長めに入浴する
  • レジャー

などの方法があります。「積極的休養」と訳すこともあります。

休養を取るというと、ゆったりと休む場面を思い浮かべますが、あえてアクティブに過ごす休養の取り方もあります。

そして、

デスクワークで疲労したときに、アクティブレストを取り入れるのがおすすめ

です。その理由は、後ほど詳しく取り上げます。

なお、パッシブレストは「消極的休養」と訳すことがありますが、パッシブレストはアクティブレストより劣っているわけではありません。疲労が強いときは、安静にしてゆっくり休むのが一番です。

パッシブレスト・アクティブレストをバランスよく組み合わせることが重要

です。

そして、心身の不調が続いているときは、早めに医療機関や心理の専門家に相談することを心がけてください。

身体を動かすことで、集中力をリセットできる

さて、デスクワークの疲れに、なぜアクティブレストが効果的なのでしょうか?

まず、身体面への効果が期待できます。

軽く身体を動かすと、血流を改善し、身体のコリがほぐれます。

デスクワークでは、身体をほとんど動かさずに、同じ姿勢で何時間も過ごすことになります。すると、筋肉が硬化し、肩こりや腰痛の原因にもなります。身体を軽く動かすことで、老廃物を排出しやすくなり、疲労の軽減にもつながります。

また、精神的な疲労にも効果があります。と言うのは、

軽い運動には、集中力をリセットする効果がある

からです。10万部超えのベストセラーを何冊も出している精神科医・樺沢紫苑さんの「神・時間術」には、このように書いてあります。

30分程度の有酸素運動によって、その直後から学習機能、記憶能力、モチベーションがアップします。継続的な運動習慣によって、シナプスのネットワークが増え、頭がよくなる、ということです。

運動は最強のリフレッシュであるとともに、脳のパフォーマンスを高めるための最高の脳トレといえるのです。

樺沢紫苑『脳のパフォーマンスを最大限まで引き出す神・時間術』大和書房 p.178

まあ運動さえしてれば頭がよくなると変に期待しない方がいいと思いますが(笑)、ずっと机にかじりついて仕事をしていると、疲れて効率が落ちてきます。身体を動かすことで、集中力をリセットすることができます。

なお、身体を動かすのが効果的と言っても、疲労困憊しては逆効果です。ちょっと物足りないくらいで切り上げて仕事に戻るのがコツです。

運動の習慣化で忙しさを乗り切った私の経験談

さて、個人的な話で恐縮ですが、アクティブレストでピンチを乗り切った私自身の体験談をお話しします。

この記事を執筆する「大道芸人たっきゅうさん」は、ジャグリングショーを全国で行っています。また、「笑いと健康」の講演講師としても活動しています。

大道芸や講演というと、月に何回かの出番以外は暇そうなイメージがあるかもしれませんが、全然そんなことはありません。

講演のための資料の準備、原稿やスライドの作成、ホームページの更新、チラシ発注など、出番の日以外には自宅でデスクワークをしています。

急激に忙しくなり、半年ほど身体を動かす時間が取れない時期がありました。すると、首や腰の痛みが出始め段々調子が悪くなってきて、仕事の効率が明らかに下がってきました。

効率が下がったせいで体の不調が余計気になる…という悪循環に陥り、精神的にも疲労が強くなってきました。近所のお医者さんで見てもらったら、首と肩が尋常でなく凝っているということでした。

そこで、仕事のやり方を見直すことにしました。と言っても、変えたのは2つだけです。

  • 1週間の中で身体を動かす時間をまず先に確保する
  • 体を動かす時間を作るために、チラシの発送などは業者に外注する

身体を動かす時間が増えていくにつれ、不調も軽くなり、仕事効率も改善しました。

このような体験を通じて、アクティブレストの大切さを実感しました。現在も、アクティブレストとパッシブレストを上手に組み合わせ、定期的に身体を動かすことを心がけています。

なお、身体を動かす方法を色々試しましたが、私にとって最も続けやすかったのは、ジャグリングの練習でした。好きなことが一番ですね。

少しの工夫で楽しく身体を動かそう!

この記事では、アクティブレストの効果を取り上げましたが、こう思う人も多いかもしれません。

「身体を動かす時間がなかなか取れない…」

現代人は何かと忙しいです。ゆとりのないときに、「ちゃんとしなきゃ」と思うと、かえって辛くなってしまいます。

無理をして時間を作らなくても、ほんの少しの工夫で、楽しく身体を動かす習慣を作れます。

  • 会社や自宅の一駅手前で降りて歩いてみる
  • 近所の神社やお寺巡りをしてみる
  • 子どもと一緒に外で遊ぶ
  • ボーリングなどの身体を動かす趣味を楽しむ
  • ジャグリングやけん玉などの特技を身につける など

義務感をベースにすると、挫折しやすくなります。自分にとって楽しい方法で続ければよいのです。笑いも増えて一石二鳥ですよ。

笑いとストレスケアの記事が他にも多数!

このサイトでは、笑いとストレスケアに関する記事が他にも多数あります。ぜひ合わせてご覧ください。

◎気分転換法が2つ以上あった方がいい理由

気分転換の方法を複数身につけておくと、急激なライフスタイルの変化で生じるストレスに対処しやすくなります。その理由をくわしく解説しました。

◎ストレス対処に効果的なのは2つの方法の組み合わせ

ストレス対処法には、以下の2つの方法があります。

  • 情動焦点型アプローチ
  • 問題焦点型アプローチ

2つの方法を組み合わせることが効果的です。その理由を記事にしました。

◎忙しいときこそリラックスが大切な理由

忙しくなると、リラックスタイムをおろそかにしがちです。でも、長く頑張り続けるためには、メリハリをつけた働き方が大切です。リラックスが大切な理由と、手軽にできるリラックス法を記事にしました。

他にも記事が多数あります。「記事一覧」にリンクを掲載中です。

暮らしの中に笑いを取り入れよう!笑いの効果や増やし方に関するちょっと真面目な記事一覧

https://laugh-and-health.com/2020/07/21/20200721/

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「大道芸の笑いを小児医療や高齢者施設にも!」をモットーに活動する通称「大道芸人たっきゅうさん」です。京大卒なのに大道芸人です。「笑いと健康」に関する講演の講師として全国の老人クラブを訪問しています。 【テレビ・ラジオ・新聞等の実績】 ぐるっと関西おひるまえ/ちちんぷいぷい/Music Edge/京いちにち630/おやかまっさん/笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ/京都新聞/朝日新聞/毎日新聞/産経新聞/大阪日日新聞 等多数 【取得資格】 健康生きがいづくりアドバイザー ・ケアストレスカウンセラー ・レクリエーション介護士2級

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