お手玉は昔から伝わる遊びであり、世代を問わず楽しめるため、高齢者レクリエーションの素材としてもおすすめです。
この記事では、
お手玉遊びに関するおすすめの本
を2冊紹介します。
デイサービスや有料老人ホームなどの高齢者施設のレクリエーションの時間に、お手玉遊びにも挑戦してみてください。
高齢者レクでお手玉を使うメリット
書籍の紹介に行く前に、高齢者がお手玉を用いることで期待できる効果についても紹介します。
◎運動、手先の感覚のトレーニング
お手玉遊びは運動になります。また、自然と手や指先を使うトレーニングにもなります。
◎回想法としての効果
お手玉は古くからある遊びであり、子どもの頃の楽しい記憶を思い出すきっかけになります。高齢者の心理的安定への効果がある回想法としての効果も期待できます。実際に、回想法の一環としてお手玉やけん玉などの昔遊びの道具が用いられることもあります。
◎三世代交流
高齢者と子どもが触れ合う三世代交流の場面でお手玉遊びを行うこともあります。昔からある遊びの文化を新しい世代へ伝承していくために、お手玉はもってこいです。大道芸やジャグリングでしかお手玉を見たことのない子ども達にとって、高齢者の皆さんが上手にお手玉を操る様子は、とても新鮮に映るようです。
お手玉の遊び方を知るにはこの一冊
それでは、書籍の紹介へと移ります。いずれも児童を主な対象とした書籍ですが、高齢者の皆さんにとっても役立つ内容です。
まず紹介するのは、こちらの本です。
神谷明宏監修「できる!たのしむ!むかしのあそび3 お手玉」小峰書店
この本は、ひとりでできるお手玉の投げ方、お手玉を使った集団ゲームが収録されています。くつ下を使ってお手玉を自作する方法も載っています。
高齢者施設でお手玉を使った運動を行う際に便利な一冊です。
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お手玉の歴史も知ることができる一冊
続いて紹介するのは、こちらの本です。
WILLこども知育研究所編・著「むかしからつたわる遊び お手玉を楽しむ」金の星社
こちらの本は、おじゃみ以外の面白い形をしたお手玉の写真や、お手玉の歴史などが鮮明なカラー写真と一緒に載っています。昭和の時代のお手玉遊びの写真も載っており、日本の文化・風俗を新しい世代に伝えていこうという作者の気持ちも伝わってきます。
お手玉を通じて昔のことを思い出したり、子ども達との交流をはかったりするのに重宝する一冊です。
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お手玉遊びに関する他の記事
お手玉遊びに関しては、こちらの記事もぜひ合わせてご覧ください。
また、拙著「笑って楽しい!高齢者レクリエーション」(株式会社)では、丸々一章分を当ててお手玉を用いるレクリエーションのアイデアを多数収録しています。書籍の紹介記事はこちらです。
針や糸を使わずにお手玉を自作する方法もあります。高齢者やお子さんと一緒に挑戦してみてください。
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