このサイトでは、ホワイトボードを用いる高齢者レクリエーションのアイデアを多数掲載しています。
この記事では、
大きなトランプとホワイトボードを用いるシンプル足し算ゲーム
を紹介します。
カードにかかれた数字を足し算するシンプルなゲームですが、集団レクリエーションとして手軽に実施できるようにアレンジを加えました。
- 準備に手間がかからない
- 繰り返し何度でも行える
- 難易度の調整が簡単
であることが特徴です。
- 公民館や老人福祉センターの介護予防サロンでちょっと時間が余ったとき
- 健康セミナーなどの冒頭でのアイスブレイク
- デイサービスや有料老人ホームの脳トレ・頭の体操の時間
などでお試しください。
シンプル足し算ゲームのやり方
早速ですが、「シンプル足し算ゲーム」の紹介に移ります。
◎シンプル足し算ゲームとは?
その名の通り、トランプの数字を足し算して正解を出すゲームです。
暗算や計算ドリルは、高齢者施設の脳トレの定番です。ただ計算するだけだと味気ないのが難点です。
そこで、トランプを用いて、繰り返し何度でも挑戦できる脳トレゲームにアレンジしました。
- 人数 20人くらいまで
- 時間 5分~20分
◎用意するもの

- ホワイトボード
- 大きなトランプ(ジョーカーを除く52枚)
- マグネット(※トランプをホワイトボードに貼るために使用します)
- マーカー(※トランプが見にくい場合や難しい場合に数字を書くために使用します)
※A(エース)=1、J(ジャック)=11、Q(クイーン)=12、K(キング)=13として数えます。
集団レクリエーションでトランプゲームをする際に、一番大きなネックになるのは、トランプのマークや数字が遠くから見にくいことです。
そんなときに重宝するのが、ステージマジック用の大きなトランプです。
上の写真の左側がステージマジック用の大きなトランプで、右側が一般的なサイズのトランプです。4倍くらい大きく、マークや数字が遠くからでも見やすくなります。高齢者施設のレクの道具としても活用することができます。
大きなトランプはアマゾンなどの通販サイトで購入することができます。
◎やり方
まず最もシンプルなやり方を説明します。
1.トランプをよく混ぜます。
2.トランプを3枚引き、マグネットを使ってトランプをホワイトボードに貼ります。

3.ホワイトボードに貼った3枚のトランプの数字の足し算に挑戦します。上の例だと、6と7と12の合計25が正解となります。1分ほど考えてもらった後に、参加者全員で正解を言ってもらいます。
トランプを混ぜれば、何度でも同じゲームに挑戦できます。繰り返し挑戦して、脳トレしましょう!
◎進行のコツ
進行のコツ1
人によっては、トランプが見にくいことや、絵札が多く混乱することがあります。
マーカーを使って、トランプの下に数字を書きながら進行すると、多くの人が興味を持ちやすくなります。
進行のコツ2
計算や頭の体操は人によって得意不得意があります。他の人の前で間違って恥ずかしい思いをすることを快く思わない人もいます。
ひとりひとりを指名して答えてもらうよりも、「誰が答えてもいいので、参加者全員で正解を出せたら大成功!」という進め方がおすすめです。
トランプなら、アレンジが簡単!
普通の暗算や計算を、あえてトランプを使って行うメリットがあります。
それは、
トランプを用いれば、難易度の調整が簡単にできる
ことです。
計算に限らず、脳トレ系のレクリエーションは、人によって得意不得意の差があります。簡単すぎず、難しすぎないちょうどいい難易度だと、一番楽しめます。参加する一人ひとりのニーズに合わせて、ルールをアレンジしてお楽しみください。
ここから先は、「シンプル足し算ゲーム」の難易度を高くするアレンジ法を2つ紹介します。
◎アレンジ1 カードの枚数を増やす

3枚の足し算で物足りないなら、4枚、5枚と枚数を増やすことができます。上の画像は4枚で行った時の計算例です。
◎応用例2 引き算も加えてみる

足し算するだけでなく、引き算を加えることも可能です。上の写真の例では、最初の3枚は足し、最後の1枚は引くというルールで計算しています。
引き算を加える場合
- 黒のカード→カードの数字を足す
- 赤のカード→カードの数字を引く
というルールにしておくと、見た目にもわかりやすいです。下の写真のように、予め黒と赤のカードを分けておきましょう。

なお、引き算を加えた場合、合計がマイナスになる場合があります。合計がマイナスになると一気に難しくなってしまいますので、引き算の回数は1回か2回までにしておくのがおすすめです。
◎アレンジ術は、他にもあります!
上の2つの例は、難易度を高くするアレンジ法でしたが、逆に、難易度を下げる方法もあります。
たとえば、
- 合計するカードの枚数を2枚に減らす
- 絵札を取り除いておく(A~10のカードのみを使う)
といったやり方があります。
他にも、
- クラブが出たときだけ、2倍した数字を足し算する(例:クラブの9→18を足す)
などのアレンジができます。独自のアレンジ法を考えるのも楽しいですよ!
トランプやホワイトボードのレク記事が他にも多数!
このサイトでは、トランプやホワイトボードを用いる高齢者レクリエーションの記事を多数掲載しています。レクネタ・脳トレ素材探しにご利用ください。
◎間を狙え!ゲーム
海外のカジノで一部のファンから熱狂的な人気のあるトランプゲーム「レッドドッグ」を、ホワイトボードを用いる集団レクリエーションにアレンジしました。「シンプル足し算ゲーム」とは趣向が異なり、みんなでワイワイ盛り上がるゲームです。
◎トランプの集団レク&ゲーム4選
高齢者施設で人気の高い
- ババ抜き
- 7並べ
- 神経衰弱
- 紙コップとトランプのタワー
のやり方をまとめました。やさしくアレンジする方法も掲載しています。
◎「てん〇〇」ゲーム
ホワイトボードを用いた言葉の脳トレです。超シンプルなルールにもかかわらず、何度でも挑戦できます。このサイトで取り上げたホワイトボードレクの中で、最もアクセス数が多い人気の記事です。
他の記事は、「記事一覧」にリンクを掲載していますので、ご利用ください。
トランプの高齢者レクリエーション・記事一覧
https://laugh-and-health.com/2023/01/27/20230127/
ホワイトボードを用いた高齢者レクリエーション・記事一覧
https://laugh-and-health.com/2020/07/16/20200716/
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