「笑いと健康・高齢者レクリエーションの情報サイトlaugh and health.com」は、暮らしの中に笑いがあふれることを願って制作しました。デイサービス・デイケア・老健・特養などの高齢者施設や、介護予防サロンで気軽に取り組めるレクリエーション・脳トレのアイデアを多数掲載しています。
ホワイトボードを用いたレクリエーションは、準備に必要なものが少なく、繰り返し行えるものが多いため、常に人気があります。言葉を思い出す脳トレを兼ねたホワイトボードレクに挑戦してみてはいかがでしょうか?
この記事では、
ひらめき言葉ゲーム
というホワイトボードレクのやり方を画像付きで紹介します。
- デイサービスや有料老人ホームなどでレク・脳トレを担当する職員
- 介護予防サロン・高齢者サロン・老人クラブの運営リーダー
- 語彙力を鍛える脳トレに関心のあるシニア世代
- ホワイトボードでできるレクの素材を探している人
などの皆さんに、特に役立つ内容です。
なお、このサイトでは主に高齢者レクリエーションの情報を取り扱いますが、「ひらめき言葉ゲーム」は、お子さんも楽しめる内容です。世代を越えたコミュニケーションのきっかけに、お子さんと一緒に挑戦してください。
ひらめき言葉ゲームとは?

「ひらめき言葉ゲーム」は、数字とひらがなを書いたカード(※画用紙で作ります。詳しくは次のパートをご覧ください。)を用いるゲームです。条件に当てはまる言葉をできる早く思いついた人の勝利です。
袋の中にカードを入れ、よく混ぜてから引きます。
たとえば、
「ほ」と「4」の2枚のカードを引いたとします。
このとき、
「ほ」で始まる「4文字」の言葉を、真っ先に思いついた人の勝利です。
具体例をあげると、
- ほうたい(包帯)
- ほうせき(宝石)
- ほしいも(干し芋)
などの言葉があります。これらの言葉を、他の人より早く思い浮かべることを競うゲームです。
語彙力を鍛える脳トレも兼ねた集団レクリエーションです。
ひらめき言葉ゲーム・素材の作り方

このゲームには、ひらがなや数字を書いたカードが必要です。わざわざ市販のものを探さなくても、画用紙があればすぐに作ることができます。
素材の作り方を見ていくことにしましょう。
◎用意するもの
- 画用紙(上の写真では色つきのものを使用していますが、何色でもかまいません)
- マジック
- はさみ
◎作り方
1.文字カードと数字カード用に色画用紙を用意します。ハガキくらいの大きさに切ります。全部で50枚分用意してください。

2.「あ」から「わ」まで、1枚に1文字ずつひらがなを書きます。これが文字カードになります。

3.残りのカードに2~7まで数字を書き入れます。これが数字カードになります。
以上で完成です。
ホワイトボードを使ったレクの進め方&ポイント
このゲームは、ホワイトボードを用いた集団レクリエーションに最適な素材です。ホワイトボードを使うときの進行のやり方を見ていきましょう。
◎追加で準備するもの
ひらがなと数字のカードの他に、以下のものを準備します。
- きんちゃく袋×2(ひらがな、数字のカードを入れるために使います)
- ホワイトボードとマーカー
- マグネット(カードをホワイトボードに貼るために使用します)
- 国語辞典(正解を確認するために使用します)
◎ホワイトボードを使った進め方
- きんちゃく袋を2つ用意します。1つの袋の中に、ひらがなのカードを入れます。別の袋には、数字のカードを入れます。2つの袋の中をよく混ぜます。
- ひらがなの袋、数字の袋から、1枚ずつカードを取り出します。取り出したカードは、マグネットを使ってホワイトボードに貼ります。
- 正解の条件を確認します(たとえば、「ほ」と「4」のカードを引いた場合は、参加者全員に「ほで始まる4文字の言葉を言ってください」と伝えます)
- 参加者から回答を募ります。出た回答をホワイトボードに書きます。
- 最初に正解を出した人が勝利です。
- 回答が正しいか判断に迷う場合は、国語辞典に載っているか確認します。載っていたら正解、載っていなかったら不正解とします。
◎盛り上げるポイント
このゲームに限らず、脳トレ系のレクリエーションは、ほどよい難易度のときに盛り上がります。問題が難しすぎると感じる人が多い場合、難易度を下げるためのアレンジを加えると、盛り上がりやすくなります。
- 「る」や「ぬ」など難しいひらがなは予め抜いておく
- 長い文字を思いつくのが難しい場合は、数字カードの6や7を抜いておく
- 答えが出ないようなら、改めてカードを引き直す
といった工夫をすることで、より多くの人が楽しめるようになります。
また、脳トレ系のレクリエーションは、得意不得意に個人差が出やすいです。
「他の人の前で間違えたら恥ずかしいから参加したくない」
と思う人も意外と多いです。
- 正解を出すことが唯一の目的ではなく、考えることに意義がある
という雰囲気を生み出すことも大切です。私(このサイトの運営者「大道芸人たっきゅうさん」)が脳トレ系のレクリエーションを行う際には、事前に
「一生懸命考えたあとに、正解を聞いて、「あー!」と思う瞬間を楽しみましょう!」
とお伝えしています。
ホワイトボードレクの記事が他にも多数あります!
このサイトでは、ホワイトボードを用いるレクリエーションや脳トレの記事を他にも多数掲載しています。ぜひ合わせてご覧ください。
◎てん〇〇ゲーム
「ひらめき言葉ゲーム」に雰囲気が似たゲームですが、少しルールが違います。「てん〇〇ゲーム」では、条件に合う言葉を1つでも多く思い出すことを目標にします。このサイトに掲載中のホワイトボードレクでは一番アクセス数の多い人気記事です。
◎丸か点を追加するパズル
濁点(゛)か半濁点(゜)を足して、元の正しい言葉に直すゲームです(例)「ひーまん」→「ぴーまん」→「ピーマン」)。準備に手間がかからず、言葉を変えれば何度でも挑戦できます。ぜひともレパートリーに加えたいゲームです。
◎間を狙え!ゲーム
大きなトランプとホワイトボードを使うパーティ系レクリエーションです。海外のカジノで、一部の人から熱狂的な人気のある「レッドドッグ」というゲームを、集団レクリエーションとしてアレンジしました。
ホワイトボードレクの記事は他にも多数あります。「記事一覧」にリンクを掲載中です。
ホワイトボードを用いる高齢者レクリエーション・記事一覧
https://laugh-and-health.com/2020/07/16/20200716/
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