ここ数年、ボードゲームがひそかなブームです。ボードゲームやアナログゲームは、脳の活性化や認知症予防の効果が期待できるため、お子さんや若い人だけでなく、高齢者の皆さんにもおすすめです。
この記事では、
高齢者にもおすすめの3つのボードゲーム・アナログゲーム
を紹介します。
この記事を書いている「大道芸人たっきゅうさん」は、ポーカーを始めとしたアナログゲーム・ボードゲームの愛好家で、ポーカーの著名人大会に出場したこともあります。完全に独断と偏見で選んでいますが、ルールも覚えやすく、家族みんなで楽しめるゲームを紹介します。
おすすめゲーム3選
この記事でおすすめするボードゲーム・アナログゲームは、以下の3つです。
・どうぶつしょうぎ
・マンカラ
・メモリーカードゲーム
この3つのゲームを選んだ理由は、以下の通りです。
- ルールが覚えやすい
- お子さんと一緒に遊べるにもかかわらず、大人でも手ごたえ十分
- 脳の活性化を期待できる
ここから先は、3つのゲームをごく簡単に紹介します。
かわいいのに奥が深い「どうぶつしょうぎ」

「どうぶつしょうぎ」は、ライオンやひよこなどのかわいい動物の駒を使ったゲームです。
ライオンが本家の将棋でいう王将で、相手のライオンを取ることを目指すゲームです。本家の将棋と同じように、相手の駒を取った場合は、自分の駒として使うことができます。
このゲームの考案者は、女流棋士の北尾まどかさんです。現役の棋士が考えたものだけあって、かわいいにも関わらず将棋の奥深さもしっかり詰まったゲームです。
自宅でお孫さんと一緒に遊ぶときにおすすめしたいゲームです。
おはじきの色や感触も心地よい「マンカラ」

「マンカラ」は、くぼみのついた木のボードとおはじきを使うゲームです。世界最古のボードゲームの1つだという説もあります。
マンカラは学童保育で人気があり、学童保育所内にマンカラが置いてあることも多いです。様々な遊び方がありますが、先を読みながら数を数えるのが鍵になります。
おはじきの色合いが心地よく、おはじきをしっかりつかむことで手先の感覚を鍛えることにもつながります。
小学生くらいのお子さんと一緒に暮らしている人や、学童などのボランティアをしている人に特におすすめしたいゲームです。
「メモリーカードゲーム」で、神経衰弱をより手軽に

「メモリーカードゲーム」は、トランプゲームでおなじみの神経衰弱を遊びやすくした専用のカードです。
記憶力を鍛えるのに神経衰弱はもってこいですが、高齢者施設などで神経衰弱を行うと
- 絵札やマークの区別がつきにくい
- 枚数が多すぎて覚えきれない
といった不満が出ることがあります。メモリーカードゲームは、写真やイラストが描かれたカードですので、区別がつきやすく、神経衰弱をより手軽に行うことができます。
フィンランドで行われた認知症予防に関する大規模な研究でも、神経衰弱に非常によく似たゲームが取り入れられました。この研究については、別の記事で改めて取り上げる予定です。
なお、メモリーカードゲームをインターネット通販などで購入する際には、「メモリーカード」の一語だけで検索するとUSBやSDカードのような記憶媒体が出てくるのでご注意ください。「メモリーカードゲーム」もしくは「メモリーカード ゲーム」で検索してください。
※この記事で紹介したゲームのアマゾンでのリンクはこちらです。
※高齢者施設で人気の高い他の知的ゲームについては、こちらの記事も合わせてご覧ください。
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