このサイトでは、高齢者施設や介護予防サロンのレクリエーションの素材に適したゲームなどを紹介しています。
今回取り上げるのは、
丸か点を足すパズル
です。
- デイサービスや老人ホームなどの高齢者施設でのレクリエーション
- 介護予防サロン、住民サロン、老人福祉センターなどの集いの場でのレクリエーション
- 研修やグループワークのアイスブレイク(※)
などの場面で、このゲームをお試しください。
※アイスブレイクの解説は、こちらの記事をご覧ください。
丸か点を足すパズルのやり方

丸か点を足すパズルのルールはとてもシンプルです。
このゲームの目標は
- 濁音(〃)か半濁音(゜)を抜いた言葉を元の言葉に戻す
ことです。
このように書くと少しわかりにくいかもしれませんが、たとえば、
- ひーまん → ぴーまん(ピーマン)
- りんこ → りんご(リンゴ)
といった具合に、濁音、半濁音のない文字のどこかに濁点(〃)や半濁点(゜)を足して、元の言葉に戻すことができれば正解です。
このゲームは、
辞書さえあれば新しい問題を何問でも作れる
のが最大の魅力です。レクリエーションを考えるときにすぐにネタがなくなってしまうのが大きな悩みです。このゲームはネタ切れの心配がないので定番ネタとして取り入れることができます。
なお、この記事の最後に、問題の出題例を20問ほど掲載しておりますので、ご活用ください。
進行のポイント
丸か点を足すパズルを集団レクリエーションとして行うときの進行のポイントは、以下の通りです。
準備するもの
- ホワイトボードとマーカー
- 国語辞典(問題を自作する際に使います)
国語辞典を用いて問題を10問から15問程度予め作っておきます。
進め方
- ルールの説明をします(全員が知っている場合は省略可)
- 濁点、半濁点を抜いた文字をホワイトボードにひらがなで書きます。
- 参加者から正解を募ります。
- 正解が出た場合は、正解の言葉をホワイトボードに書きます。
- 2.~4.までの流れを何問か繰り返します。
ルールは一度言葉で説明しただけだとわかりにくいかもしれません。参加者の多くがルールを理解していない様子の場合は、何問か例題を出し、司会者自らが回答します。何問か実際にホワイトボードを用いてやってみれば、ほとんどの人はすぐにルールを理解すると思います。
簡単な問題と難しい問題をバランスよく入れると、飽きがきにくいです。時々ひっかけ問題のような問題があると盛り上がります。辞書を片手に、楽しい問題をどんどん作ってください。
※丸と点を足すパズルは、こちらのサイトのインタビューをヒントにして、大道芸人たっきゅうさんが集団レクリエーションにアレンジして作成しました。
参照サイト(外部リンク)
https://koureisya.jp/archives/3732
問題例(20問)
レクの準備の手間を省けるように、この記事の最後に、問題&解答を20個掲載しました。ぜひご利用ください。(問題→正解の順番で掲載しております)
◎問題&正解
- あっふるはい → アップルパイ
- てれひけーむ → テレビゲーム
- ひてお → ビデオ
- きよみすてら → 清水寺(きよみずでら)
- ふしさん → 富士山(富士山)
- ふれせんと → プレゼント
- からけー → ガラケー ※ガラパゴス携帯のこと
- あいはっと → アイパッド ※iPad
- ふんはい → 分配(ぶんぱい)
- りへんし → リベンジ
- ふらんと → ブランド ※プラントも正解
- かふ → 蕪(かぶ)
- しねんしょ → 自然薯(じねんじょ)
- ていさーひす → デイサービス
- ふらしゃー → ブラジャー
- かーなひ → カーナビ
- かーてにんく → ガーデニング
- ししもんたい → 時事問題(じじもんだい)
- おれんし → オレンジ
- かふとむし → カブトムシ
この20問以外にも、言葉の数だけ問題を作ることができます。言葉や漢字を用いたレクリエーションを行う際には、手元にポケット辞書か電子辞書があると便利です。ぜひオリジナルの問題を作ってみてくださいね。
なお、このサイトでは、言葉遊び系のホワイトボードレクリエーションに関する記事も多数掲載しています。下の2つの記事は特に人気のある記事です。合わせてご覧ください。
◎てん○○ゲーム
◎言葉遊びのレクリエーション・記事一覧
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