このサイトでは、身近な人と笑って楽しい時間を過ごせるボードゲームやアナログゲームも紹介しています。最近は海外のボードゲームが流行していますが、日本にも面白いボードゲーム・アナログゲームがたくさんあります。
この記事では、
日本の伝統的なボードゲーム・アナログゲーム13選
と題して、古くからある日本のゲームを紹介します。
また、実際にゲームをして遊ばなくても実施可能なレクリエーションのアイデアについて、記事の最後に掲載しました。ルールが全くわからなくてもレクの題材として取り上げることのできる方法を3つ掲載しております。デイサービスや有料老人ホームなどの高齢者施設のレクリエーションの企画を立てる際に役立ててていただければ嬉しいです。
※この記事で紹介するゲームの中には、賭博・ギャンブルに由来するゲームも多数ありますが、お金はかけずに健全に楽しんでくださいね。
2人で楽しむ日本のボードゲーム

まずは、2人で楽しむ日本のボードゲーム・アナログゲームの紹介です。
◎将棋
将棋は、駒を進めながら相手の「玉将」を先に取った方が勝ちとなるゲームです。日本の頭脳ゲームと言えば真っ先に将棋を思い出す人が多いのではないでしょうか。はさみ将棋など、初心者でもなじみやすいゲームもあります。
※将棋に関しては、こちらの記事も合わせてご覧ください。
◎囲碁
囲碁は、互いに陣地を囲いあって多い方が勝ちとなるゲームです。相手の石を囲うと取ることができるというルールがあるそうです(私は囲碁をやったことがないため、ちょっとあやふやです。すみません。。)
◎連珠・五目並べ
五目並べは、縦・横・ななめに自分の石を5つ繋げて並べることができれば勝ちとなるゲームです。ゲームの性質上、五目並べは先手が有利になってしまうため、先手にのみ禁じ手を設けて、有利不利を少なくした競技が「連珠」です。囲碁や将棋に比べルールが覚えやすいため、健康型老人ホームのサークル活動などで非常に人気があるゲームです。
◎オセロ
オセロをやったことがない人はほとんどいないのではないでしょうか。オセロは日本の長谷川五郎氏が考案して大ヒットしたゲームです。海外にはリバーシと言うよく似たゲームもあります。オセロの由来は、シェークスピアの作品「オセロ」に由来します。
◎こいこい(花札)
花札は日本の伝統的なカードゲームで、全部で48種類の札があります。とても風流な絵柄で見ているだけで楽しいですよね。「こいこい」は、花札を用いる2人用ゲームとして最もポピュラーなルールです。スマホのアプリもたくさんありますので、一度遊んでみてください。
※花札に関する雑学・豆知識の記事を後日新たに投稿する予定です。
3人以上で楽しむ日本のボードゲーム
続いて、3人以上で楽しめる日本のボードゲーム・アナログゲームの紹介です。
◎百人一首
お正月の風物詩と言えばこれですね。広瀬すず主演の映画「ちはやふる」でも話題になりました。坊主めくりのように誰でも気軽に楽しめるゲームもあります。
◎丁半
時代劇でよく見かけるサイコロを用いたシンプルなゲームです。サイコロを2つ振った出目の合計が偶数(丁)、奇数(半)のどちらになるかを予想します。高齢者レクリエーションの時間で盛り上がるゲームのひとつです。
◎チンチロリン
チンチロと略すこともあります。サイコロ3つの出目を用いて、親と子で勝敗を競うゲームです。福本伸行の人気漫画カイジでチンチロリンのことを初めて知った人も多いかもしれませんね。
◎麻雀
麻雀は4人で行うゲームとして非常に人気があります。牌を使って手早く役を作ることを目指すゲームです。ギャンブルのイメージが強いゲームですが、純粋に頭脳ゲームとして奥深いゲームです。賭けないことを明確にした「健康麻雀」のシニアサークルも増えています。
◎ごいた
ごいたは石川県発祥の伝統的なゲームです。4人用ゲームで、2人1組で戦います。将棋によく似た駒を使うゲームです。ボードゲームファンの間でかなり人気があるゲームのようです。
◎おいちょかぶ(株札・花札)
おいちょかぶはトランプゲームのバカラに雰囲気の似たゲームで、配られた3枚の札の合計の数字の一の位が、9に近い方が勝ちになります。株札というカードを使うゲームですが、花札で代用することも可能です。
◎花合わせ(花札)
こいこいは2人で遊ぶ花札ですが、3人で遊ぶ場合は、花合わせというルールで遊ぶことが多いです。
◎ゴニンカン
青森県を中心に根強い人気のあるトランプのゲームです。青森県五所川原市で世界大会が開かれています。トリックテイキングという系統のゲームです。
トリックテイキングを一言で説明するのがとても難しいのですが、このトリックテイキングと言うシステムを用いるゲームは非常に多く、ウィンドウズの付属のゲーム「ハーツ」や、ビルゲイツが愛好家であることで有名な「コントラクトブリッジ」などが同じ系統のゲームです。
ルールがわからなくても大丈夫!高齢者レクリエーションで日本のゲームを取り上げるには?
日本の伝統的なボードゲーム、アナログゲームは高齢者の皆さんにとってもなじみの深いものが多く、レクリエーションの時間に挑戦してほしいものばかりですが、高齢者施設でレクを企画している職員さんの中には、こう思う人もいるのではないでしょうか。
ルール覚えるだけで大変そうだし、ルールがわからないと楽しめないのでは…
確かに、ルールを覚えるだけで大変なゲームも多くて、高齢者施設のレクリエーションでゲームそのものを楽しむのは難しいかもしれません。一方で、実際にゲームをしなくても、実物を手に取ってみるだけで子どもの頃の懐かしい記憶が蘇ってくることもあります。ゲームをしなくても楽しめるレクのアイデアを3つ紹介します。
レクのアイデア1 ゲームの思い出をみんなで話そう
百人一首や花札で遊んだ楽しい思い出について、実物を手に取りながらみんなで話し合います。昔の楽しい記憶を呼び起こす回想法には心理面で効果があると言われています。
レクのアイデア2 雑学クイズ
ゲームを実際に手に取りながら、ゲームに関する雑学や豆知識のクイズを出題します。
※このサイトでは、雑学クイズ素材として、花札や百人一首、将棋の駒などに関する雑学・豆知識の記事を更新していく予定です。お楽しみに。
レクのアイデア3 川柳・短歌づくり
花札や将棋、百人一首などのゲームを題材として、川柳や短歌づくりに挑戦します。
※高齢者レクリエーションで人気の高いアナログゲームについては、こちらの記事も合わせてご覧ください。
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