笑いと健康の第一人者が笑い・ストレス・不安について解説。「感情を”毒”にしないコツ」ブックレビュー

「笑いと健康・高齢者レクリエーションの情報サイトlaugh and health.com」は、高齢者の社会参加や生きがいづくりに貢献することを願って制作しました。ちょっと笑える楽しいレクリエーションや脳トレの記事がメインですが、「笑いと健康」を学べる書籍のレビューも掲載しております。

この記事は、

大平哲也著『感情を”毒”にしないコツ:心と体の免疫力を高める「1日5分」の習慣』青春出版社

のブックレビューです。

新型コロナウイルス感染拡大の社会情勢も踏まえながら、不安やストレスへの対処法、笑いの効用についてわかりやすく解説した一冊です。

  • 笑いの効果を知りたい人
  • 不安やストレスに悩んでいる人
  • 笑いヨガ(体操)に興味がある人

に特におすすめしたい本です。

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感情を“毒”にしないコツ (青春新書インテリジェンス)

著者の大平教授は笑いと健康の第一人者

この本の作者の大平哲也氏は、福島県立医科大学で公衆衛生学・疫学の研究を行っています。

大平教授は「笑いと健康」研究の日本の第一人者です。

健康に関する大規模な統計データを用いて、笑いの持つ様々な効果について研究を重ねています。

そして、原発事故後の福島県での健康調査に長年従事してきたことでも知られています。不安やストレスの絶えない状況が住民の研究にどのような影響を与えてきたか目の当たりにしてきた作者が、不安やストレスへの対処法、さらには笑いの効用についてわかりやすく解説した一冊です。

この本の構成は、以下の通りです。

  • 第1章 「感情」が病気をつくる 怒り、不安、ストレスを「病」にしないコツ
  • 第2章 「怒り」が血管トラブルを招く 感情が生活習慣病の引き金になる
  • 第3章 負の感情をためると「うつ」になる 感情がエネルギーを奪っていく
  • 第4章 心と体の免疫力を高める「1日5分」の習慣 感情よりも行動を変える

まず、怒り、不安、ストレスが生活習慣病やメンタルヘルスの悪化につながる恐れがあることを第1章から第3章で詳しく解説しています。

そして、第4章では、怒り、不安、ストレスをただちになくすのではなく、まず行動を変えてみることの大切さを強調しています。そのために必要なのが、笑いです。

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ネガティブな感情にも触れているからこそ、笑いのことも深く理解できる一冊

この本の特徴は、

怒りや不安などのネガティブな感情にも触れているからこそ、笑いについて多面的に知ることができる

ことです。

笑いに良い効果があるという話をあちこちで聞くようになりました。しかし、人間には様々な感情があるにもかかわらず、笑いだけを取り上げると、一面的な分析になってしまいます。

この本では、怒り、不安、ストレスに関する解説が充実しているので、人間の感情について、多面的な角度から知ることができます。だからこそ、笑いの意義がより鮮明になります。

そして、

笑いヨガを中心とした、動作として笑う体操のメリットについて、学術的な根拠を知ることができる

のも特徴です。

笑いヨガは、お腹から声を出して笑う要素と、腹式呼吸を組み合わせた体操です。

特に面白いことがあるわけではないけれども、まず動作として笑ってみるところに特徴があります。

怒りや不安はなくすことができないけれども、自分の行動は変えることができます。笑いの効果に関するデータを示しながら、動作として笑うところからスタートする笑いヨガのメリットを解説しています。

笑いのツボは人それぞれです。落語や漫才は、人によっては笑えないこともあることを著者が痛感し、笑う動作から始める笑いヨガに注目するようになりました。笑いヨガに携わる人は絶対押さえておきたい一冊と言えるでしょう。

ただ、これは私の個人的意見ですが、笑いヨガはあまり好きでなく、漫才や落語の方が好きな人もいると思います。そのような場合は、いつも通り漫才や落語を楽しむのが一番です。絶対的な方法が存在する訳ではなく、自分にとって続けやすい方法を見つける方が大切だと私は思います。

新型コロナウイルス拡大の影響もあり、いつになくストレスの多い時代です。この本には、ストレスに対処するための具体的な方法が多数含まれています。悩みや不安を抱えたときに、ぜひ読んでみてほしい一冊です。

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感情を“毒”にしないコツ (青春新書インテリジェンス)

「笑いと健康」を学べる他のおすすめ書籍は?

このサイトでは、「笑いと健康」について学べる書籍のレビューを、多数掲載しています。

◎笑いと健康を学べるおすすめ書籍3選

卒業論文で笑いを研究するときに、是非とも押さえておきたい文献を3つ厳選してピックアップしました。

  • 伊藤一輔著「よく笑う人はなぜ健康なのか」日本経済新聞出版社
  • 昇幹夫著「最新版笑いは心と脳の処方せん」二見レインボー文庫
  • マーティン著「ユーモア心理学ハンドブック」北大路書房

のレビューを掲載中です。

◎笑いと治癒力・ブックレビュー

アメリカの著名なジャーナリストであるノーマン・カズンズ氏の闘病記です。この本がきっかけとなり、「笑いと健康」の研究が大きく進展しました。

◎健康と生きがいづくりに役立つ笑いの力・書籍紹介

一般社団法人笑いと遊びの研究所・代表理事の著作です。講演会で全国の高齢者にお話ししている内容が本になりました。

「感情を”毒”にしないコツ」でも登場する笑いヨガのやり方をまとめたページもあります。日本笑いヨガ協会会長の高田佳子氏に内容のアドバイスをいただきながら執筆しました。

他にも、「笑いと健康」をテーマとした記事が多数あります。「記事一覧」にリンクを掲載しました。

笑いの効果や増やし方に関するちょっと真面目な記事一覧

https://laugh-and-health.com/2020/07/21/20200721/

高齢者サロン・老人クラブ・介護職員向けワークショップのご案内

「一般社団法人笑いと遊びの研究所」では、団体向け出張ワークショップを承っております。

  • 笑いを取り入れた体操
  • 大道芸をやさしくアレンジしたレクリエーション
  • 脳トレ

など、すぐに実践できる内容をお伝えします。

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また、一般社団法人笑いと遊びの研究所のウェブサイトでもお問い合わせを受け付けております。

一般社団法人笑いと遊びの研究所・法人ウェブサイト(※外部サイトへのリンク)

https://www.playful-community.com

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