なぞなぞは、古くから世界中で親しまれてきた言葉遊びです。何かを当てるクイズですが、問題はひねりがきいていて、ストレートに回答できる問題ばかりではありません。シャレやとんちを駆使する頭の回転の速さが重要です。
さて、なぞなぞは、未就学~小学校低学年のお子さん向けの遊びのイメージが強いですが、高学年以降のお子さんや大人でも楽しめます。特に、なぞなぞを自分で作って遊ぶのは、国語に興味を持ち、言葉を覚えるのに最適なトレーニングにもなります。
そこで、この記事では
なぞなぞを作って遊ぼう
と題して、なぞなぞの作り方をまとめました。
- 小学校中学年・高学年のお子さんに、遊びを通じて国語力を高めてほしいと願う保護者の皆さん
- 児童館や学童保育にお勤めの方
- 言葉の脳トレに興味のあるすべての世代の皆さん
に、記事をご覧いただけたら嬉しいです。
◎記事を書いたのは?(サイト運営者の経歴)
この記事を執筆したのは、一般社団法人笑いと遊びの研究所代表理事・田久朋寛です。京都大学卒業の異色の大道芸人(通称「大道芸人たっきゅうさん」)として活動しています。関西を中心に、数多くの学童保育所や児童館でパフォーマンスを披露してきました。
より詳しい経歴は、「プロフィール」をご参照ください。
一般社団法人笑いと遊びの研究所代表理事(大道芸人たっきゅうさん)プロフィール
https://laugh-and-health.com/profile/
クイズとなぞなぞの違いとは?

なぞなぞの作り方に行く前に、ひとつ質問です。
クイズとなぞなぞの違いってわかりますか?
どちらも、問題に答えるのは同じですが、この2つはちょっと違います。
クイズは、正確な事実や知識が正解になります。
たとえば、下の問題はクイズの例です。
- クイズの問題:日本で一番高い山は?→正解:富士山
富士山は日本で一番高いと、学校で教わりますよね。クイズでは、事実や知識を正確に答えるのが大事です。
ところが、なぞなぞはちょっと違います。
なぞなぞでは、意外なものが正解になります。ダジャレや想像力が大切です。
次の問題は、なぞなぞの例です。
- なぞなぞの問題:「パン」は「パン」でも、白と黒で食べられない「パン」は?→正解:パンダ
白と黒の食べるパンの知識を答えるわけではありません。正解は、「パン」という言葉を使ったダジャレになっています。ダジャレや想像力を駆使して、ひねりの利いた面白い回答を出すのがポイントです。
ダジャレなんてくだらないと思う人もいるかもしれませんが、ダジャレを理解するには、言葉をたくさん知っている必要があります。なぞなぞは、遊びながら言葉を身につけるトレーニングにもなります。小学生のお子さんと一緒に親子で楽しんでもらいたいです。
本に載っている問題を解くのも楽しいですが、自分で作るのはもっと楽しいです。ここから先は、なぞなぞの作り方を解説します。
なぞなぞ作りに挑戦しよう!
なぞなぞには、色んなパターンがあります。4つのパターンの問題の作り方を、画像付きで説明します。
◎なぞなぞの作り方1 前や後ろになにかを足す(難易度★)

なぞなぞの中でも、もっともシンプルな問題の作り方です。
- 答えの一部に入っている言葉を先に決めます(例えば、「かご」)
- その言葉の前か後ろに文字を足して、別の言葉にならないか考えます(「かご」の前に「ほう」を足すと、「ほうかご(放課後)」になります)
- 別の言葉が答えになるように、問題を考えます(「かご」は「かご」でも、学校が終わった後に来る「かご」は?)
応用例)
文字を足すのは、言葉の前や後ろだけでなく、真ん中でもかまいません。言葉をひっくり返して別の言葉になるような問題を作ることもできます。
- 「パン」の中に「底」が入ると何になる?→パソコン
※言葉の真ん中に文字を足した問題
- カビをひっくり返して伸ばすと何になる→ビーカー
※言葉をひっくり返して、さらに文字(伸ばす棒→「―」)を足した問題
◎なぞなぞの作り方2 形や使い方を説明する(難易度★★)

ダジャレを使わないで問題を作ることもできます。形や使い方を説明すれば、なぞなぞに早変わりします。
- 答えを先に決めます(例えば、「消しゴム」)
- 形や使い方の説明を考えます(消しゴムなら、使うとノートがきれいになるけど、カスも出ます)
- 説明をちょっと変えて、問題を作ります(使うたびにきれいになるけど、カスも出るもの、なんだ?)
◎なぞなぞの作り方3 詩で説明する(難易度★★★)

作り方3は、作り方2の応用です。形や使い方を、詩やポエムで表現します。
- 答えを先に決めます(例えば、「シャープペンシル」)
- 形や使い方を考えます(シャープペンシルは、字を書くときに、キャップを押します)
- 詩やポエムのような表現に変えます(キャップを押す→「頭を押す」)
- 問題文に詩やポエムを入れます(字を書くたびに頭を押されるもの、なんだ?)
◎なぞなぞの作り方4 同じ読み方の言葉(なぞかけ)を考える(難易度★★★★)

最後は、同じ読み方で意味が異なる言葉(同音異義語)を使うパターンです。同音異義語がたくさんある日本語ならではの、難しいけど言葉の勉強になるやり方です。
- 先に答えを決めます。同音異義語がたくさんありそうな言葉を選びます(例えば、「のり」)
- 同音異義語の説明を、1つずつ考えます(「のり」には、紙を貼る文房具の「ノリ」と、おにぎりの「海苔」があります)
- 先ほど考えた説明をちょっと変えて、問題を作ります(文房具にも、おにぎりにもあるもの、なんだ?)
パターン4をほんの少し変えると、なぞかけという言葉遊びになります。落語やお笑いの世界でも人気があります。なぞなぞに慣れてきたら、なぞかけにも挑戦してみてください。
※親子で楽しめる「学校なぞなぞ」の問題を公開しました。ぜひ合わせてご覧ください。
言葉遊びの記事が他にも多数!
このサイトでは、なぞなぞ以外にも、楽しい言葉遊びの記事を多数掲載しています。小学生以上のお子さんと一緒に親子で楽しめるものをピックアップします。
◎しりとり推理パズル
しりとりは、なぞなぞと並んで人気のある言葉遊びです。普通のしりとりも面白いですが、推理パズルや謎解きの要素を足してアレンジしたクイズを用意しました。歯ごたえのある問題が多いです。
しりとり推理パズル・夏の風物詩編
しりとり推理パズル・秋の風物詩編
https://laugh-and-health.com/2023/08/02/20230802/
※春の風物詩編、冬の風物詩編も追加する予定です。お楽しみに!
◎なぞかけのオチを当てるクイズ・入門編
先ほども触れましたが、なぞなぞの作り方パターン4をちょっと変えると、なぞかけという言葉遊びになります。笑点の大喜利でも大人気です。小学生以上のお子さんも挑戦できるような、入門編のクイズを用意しました。
なぞかけのオチを当てるクイズ・パート1
なぞかけのオチを当てるクイズ・パート2
https://laugh-and-health.com/2021/11/06/20211106/
なぞかけのオチを当てるクイズ・パート3
https://laugh-and-health.com/2022/02/10/20220210/
高齢者サロン・老人クラブ・介護職員向けワークショップのご案内
「一般社団法人笑いと遊びの研究所」では、団体向け出張ワークショップを承っております。
- 笑いを取り入れた体操
- 大道芸をやさしくアレンジしたレクリエーション
- 脳トレ
など、すぐに実践できる内容をお伝えします。
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一般社団法人笑いと遊びの研究所・法人ウェブサイト(※外部サイトへのリンク)
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